【使い込みインプレ】19タトゥーラTW /遠投性能は陸っぱりの味方!

TATULA TW タックル

みなさんこんにちは❗️SHIO-KENです❗️

2020年モデルのタトゥーラSV TWも発売されたし

STEEZ AIRも登場して、今年はフィネス寄りの製品が多いですね。

そんな新製品達も、ファーストインプレッションの情報は出てくるけど

その後の使い込みのインプレは、あまり出てこないですよね。

そこで❗️

2019年に発売された「ダイワ タトゥーラTW」の1年間の使い込みインプレをお届けしたいと思います。

新製品のSV TWに話題を奪われていますが、マグフォースZ搭載のTWは非常に魅力的なリールですよ❗️

結論 陸っぱりの味方!1/2oz以上のルアーをロングキャストする使い方が一番気持ちいい。

結論として、1/2oz以上のウェイトがあるルアーを思いっきり遠投する使い方が一番ピッタリです❗️

マグフォースZのおかげで、SVスプールには無い伸び感が上手く演出されていて気持ち良いです。

この性能で実売15000〜16000円・・・。やはり世の中はデフレのようですw。

特に空気抵抗の少ないルアー(バイブレーションとか)は、ブッ飛んで行きます。

SHIO-KENは大好きなヘビキャロで愛用中。5/8〜1ozのヘビキャロが気持ちよく飛んで行きます。

ヘビーウエイトを好んで使う人には、うってつけのリールです!

あと、ボディがコンパクトでパーミングしやすく、使っていても疲れにくいです。

手が小さい人や、女子でも安心して使えると思います。

自重は195グラムと超軽量な部類ではないですが

コンパクトボディと相まって、非常に使い心地が良いリールです。

ですが、軽めのルアーのピッチングは苦手です。やっぱりスプールが重いんですね。

投げたルアーが浮き気味になります。

なので、重いルアーをキャスティングメインで使うのが◎です❗️

あと、気になるバックラッシュについてですが

やはりSVスプールのようにトラブルレスではありません。

と言っても、バックラッシュはしにくい方です。

遠心ブレーキみたいにピーキーではないので、普通に使っていれば何も問題ありませんよ。

タトゥーラTW最大の特徴「φ34マグフォースZスプール(16lb100m)」

マグフォースZ

画像:ダイワ公式HPより引用

タトゥーラTWの特徴は、φ34・100番サイズのマグフォースZスプールを搭載していることです❗️

100番サイズというのは、16lbのラインキャパシティが100mのスプールのことです。

マグフォースZをざっくり説明すると、SVスプールより”ブレーキ力が弱い”スプールのことです。

SVスプールはバックラッシュ防止を重視しているため、キャストの前半〜後半まで

かなり強めにブレーキをかけます。

対してマグフォースZは、キャストの前半はブレーキを強めにかけ

キャスト後半は弱めにかけることで、飛距離を得やすくしています。

ただ、代償としてバックラッシュの可能性がSVスプールより高くなります。

タトゥーラTWのスプール材質ですが、「高強度アルミニウム」と公表されてますね。

恐らく、超々ジュラルミンより強度が低い廉価な材質と思われます。

上位機種との差別化をするためですかね。

強度的に弱いため、薄肉などは難しいと思われるので(もしくは、わざと軽量化していないか)、スプール重量は17gと重量級です。

投げて気持ちが良かったルアーたち

個人的な好みもありますが、やはり重量級のルアーとの相性がピカイチです。

SHIO-KENが、投げてみて「気持ちいい!」と感じたルアーを紹介します❗️

やっぱり何だかんだバーサタイルに使えるリールでした❗️

バイブレーション(メタルバイブ含む)

うん。言わずもがな飛ぶルアーですね。5/8oz以上あると壮絶に飛んで行きます。

特にメタルバイブなんて投げたら、超飛びます。

広大なエリアをバイブレーションのロングキャストで探りたい人には、ベストマッチなリールです❗️

スピナーベイト

重量級のスピナーベイトも得意です。

SVスプールだとイマイチな飛距離しか出ない、1/2〜1ozクラスはストレスなく飛んで行きますよ。

どのルアーにも言えますが、「SVスプールだと飛ばないなぁ」と思うルアーがマッチしますね❗️

ラバージグ

総重量が10gを超えるジグであれば、キャスティングもピッチングも快適です。

1/2ozクラスのジグをロングディスタンスで狙ったり、スイムジグなどをロングキャスト

したりする使い方にも相性が抜群です❗️

ヘビキャロ

この組み合わせも最高です❗️

5/8ozぐらいのヘビキャロが一番気持ち良く飛ばせます。

1ozクラスももちろんOKですが、1ozを超えてくると、もっとスプール径が大きい「ジリオンTW HLC」

などのリールの方がマッチしていますが、バーサタイルにイロイロなルアーを使いたい人には

タトゥーラTWの方が使い勝手が良いですよ❗️

ブレーデッドジグ

OSPブレードジグ

画像:OSP公式HPより引用

ブレーデッドジグも1/2oz以上の重めのタイプがベスト❗️

持ち味を活かすため、ロングディスタンスで狙う使い方が気持ちいいです。

もちろんショートディスタンスでも快適ですよ!

テキサスリグ

テキサスリグとタトゥーラTWの相性は抜群!

リグの総重量が10g以上あれば快適範囲です。

ジグみたいに空気抵抗が大きくないので、ロングキャストもピッチングも快適そのもの!

スナッグレス性能が高いテキサスリグの遠投は、陸っぱりでも非常に重宝しますね❗️

使い心地

ここからは、リール自体の使い心地を紹介します。

総じて。。。出来過ぎです。コスパが凄すぎです。

キャストフィール

マグフォースZのおかげで、SVスプールよりキャスト後半の伸びが違います。

ただ、キャストした時にスプールノイズは出ます。

スプールバランスなのか、中心軸の精度なのか原因は分かりませんが

使っていて問題はありません!

この辺を追求するとなると、ハイエンドクラスのリールを買うしかないですw。

タトゥーラSV TWもノイジーですしね!

バックラッシュ

SVスプールのように、着水もノーサミングOKとはいきません。

でも、遠心ブレーキに比べたら圧倒的にバックラッシュは少ないです。

確かにベストセッティングが出た状態の遠心ブレーキには、飛距離は敵いませんが

それなりにブレーキ調整しておけば、簡単にキャスト出来るのが魅力です!

ブレーキもダイヤル操作だけで変更出来ますしね!

剛性感

かなり剛性感は高いです。

巻き感がカチッとしていて、重いルアーを巻いていてもリールが弱いと感じることは、ありません。

恐らく17タトゥーラSV TWに対してボディ自体がコンパクトになったことで

全体の剛性が向上しているのかもしれませんね。

巻き心地

これは17タトゥーラSV TWより、明らかに良くなっています。

若干個体差がある傾向ですが、総じてクオリティが向上しています。

1シーズン毎週のように使っていますが、巻き心地が悪くなったフィーリングはないです。

ダイワって、シャカシャカ系の巻き心地ですが、このリールは意外とウェットなフィーリングです。

ハンドル長さ

90mmのロングハンドルはナイスな仕様ですね!ダイワさん!

とにかく巻きやすいです。パワーフィッシングでもゴリゴリ巻けます!

最初からこのハンドル付いてたら、アフターパーツに交換する必要なし!

下手なカーボンハンドルは逆に重量が重くなります。

ハンドルノブ

これもナイスな仕様ですね!ダイワさん!

少し大きめのノブは指で掴みやすいので、リーリングの動作がしやすいです!

材質もしっとりと指に馴染むので、アフターパーツの必要性なし❗️❗️

ゼロアジャスター

ゼロアジャスターは、スプールがガタつかない程度の位置で

一度合わせてしまえば、その後はルアーを変えても触らないです。

ブレーキ調整は全てダイヤルで決めます。

ここがシマノと一番違いますね。

シマノはメカニカルブレーキを併用することが前提ですからね。

ルアーチェンジの度にメカニカルを調整する作業が無いのは、非常に楽ちんですよ!

ボディ形状

この19タトゥーラTWから採用されたボディ形状は、手前にくるにしたがって絞り込まれるような形状となっています。

そのおかげで非常に手に馴染む感覚で、比較的手が小さい僕でも楽に扱うことが出来ます。

手が小さい女子にも優しい形状ですよ❗️

ワンフィンガー・ツーフィンガー・スリーフィンガーと、いろんな握り方をしても違和感なく握れてしまうのがダイワのリールらしいですね❗️

自重

自重は195gと超軽量な部類では無いですが、使ってて重さは感じません。

その理由はパーミングのし易さによるところが大きいです。

先ほども書きましたが、とにかく握りやすいので重さを感じにくいです。

なので、自重はあまり気になったことは無いです。

更なる飛距離とキャストフィールを求める人へ!

SLPワークス TATULA 100 NARROWスプールがある!

コスパが最高なタトゥーラTWですが、やっぱりスプール重量が気になる場面も多いのが事実。

そんな問題を解決してくれるのが、SLPワークスから発売されている

「TATULA 100 NARROWスプール」

です❗️❗️

tatula100narrowスプール

 

 

 

 

※画像:SLP-WORKS公式HPより引用

このスプールは、材質が「超々ジュラルミン」に変更されており

重量も1g軽量化されて16gとなっています。

スプールの1gは大きいですよ!

このスプールを使えば、より軽量なルアーへの対応力が向上するのは間違い無いです。

また、スプールのレスポンスが向上するためラインが浮きにくくなるはず。

その結果、飛距離の向上も望めます❗️

価格も6480円と良心的なので、マストアイテムになるでしょう❗️

まとめ

リールトータルとしての完成度・価格と性能のバランスの良さは群を抜いています❗️

リーズナブルなのに、飛距離も満足出来て、持ちやすくて使いやすい。

もちろん、低価格帯なのでスティーズなどと比べたら、重いし、スプールノイズが大きいのは仕方がないことです。

でも実際にリールに必要とされる能力は、間違いなく持っているリールです。

スティーズから実釣性能に必要なもののみを抽出して、価格を抑えるために最低限の仕様ダウンのみで

作りあげられたような印象です。

これに追加でSLPワークスのスプールを入れれば、不満はほとんど無いのでは??という出来です。

本家のスティーズA TWを喰ってしまいかねないリールかもしれませんね。。。

紹介したアイテム

こちらの記事もオススメです!