皆さんこんにちは!SHIO-KEN(しおけん)です!
ダイワのSV LIGHT LTDですが、発売から1年半経過しました。
巷では日々新製品が飛び交っていますが、しっかり使い込んだインプレッションは少ないですよね。
なので、今回は発売から1年半、陸っぱりで使い込んでみたインプレッションをお届けします。
気に入ってる点・気になる点・使い方のコツなど、皆さんの参考になるような内容を書きたいと思います!
SV LIGHT LTDの詳しいスペックはダイワの公式HPを見てくださいね。スペックと謳い文句のコピペはしませんのでw
SV LIGHT LTDの全てを語ります
Contents
結論 3/16oz〜3/8ozのルアーに最高
いきなり結論ですが、3/16oz〜3/8ozのルアーであれば快適にキャストできます。
ロッドにもよりますが、SHIO-KENはミディアムクラスのエアエッジ 6101MB・Eと組み合わせても3/16ozクラスから快適に使えています。
ショートキャストがビシビシ決まります。キャスタビリティはかなり高いです。
ピッチングもルアーの弾道が浮き上がりにくいので、小場所を攻めたい時は断然オススメします。
キャストしにくいのを我慢すれば、1/8ozクラスのスモラバも使えます。そのぐらいライトウェイトルアーへの対応力があります。
ミディアムライトクラスのロッドと組み合わせれば、ダイワの謳い文句通り4グラムから快適に使えると思います!
反面、3/8ozを超えてくると飛びません。まぁスプール径が小さいですからね。3/8ozクラスは普通のφ34スプールのリールを使えば良いだけです。
SV LIGT LTDを気にっている点
許容できるルアーウェイトの幅が広い
一番の魅力は、ルアーウェイトに対しての許容幅の広さです!軽めルアー全般をこなせます!
1/8ozスモラバや軽めのハードベイトを使いたいけど、ベイトフィネスタックルを持ち運びたくない・・・。というような人には打ってつけのリールです。
先にも書きましたが、ミディアムクラスのロッドでも3/16ozのルアーから快適に使えます。飛距離を望まなければ、5/8ozとかの重たいルアーは当然キャスト出来ます(ラインが出切っちゃいますけどねw)。
スウィートスポットはハードベイト・ソフトベイト問わず1/4oz前後のルアーです。
5gラバージグや1/4ozのスピナーベイトは確かに快適ですね。φ34ミリクラスのスプールで投げにくいルアー全般をカバーできる能力はあります。
ショートキャストがビシビシ決まる!
1/4oz〜3/8ozのルアーのショートキャストがビシビシ決まります!
軽い力でキャストしても、「シューっ」と飛んでいくのでキャスタビリティはかなり高いです。正確にキャスト出来ます!
陸っぱりの小場所でピッチングしても、ルアーの弾道が浮き上がりにくいので非常に使いやすいです!この辺りは、φ34スプールと比べると、かなりの差を感じられると思います!
リールの重量が軽い
SHIO-KENが購入した8.1Lで重量が153グラムと軽いため、操作性が非常に高いです(流石にSS AIRほど軽くは無いですけどね)。
軽さのお陰で、ワンフィンガーでルアーを操作しても快適です。いろいろな握り方をしても快適に操作出来ます。
また、丸一日使っていても疲労感が溜まりません。200グラム近いリールとは雲泥の差です。
バックラッシュしにくい
バックラッシュ自体はしにくいです。さすがSVスプール。
ですが、糸巻き量が多いとブレーキを強めにしないとバックラッシュしやすいです。スプールにハーフラインの溝が加工されているので、ハーフライン程度にラインを巻いていた方が、バックラッシュに気を使わずにキャスト出来ますよ!
ブレーキ設定自体ですが、SHIO-KENは3/16ozのラバージグを使う時で、大体ブレーキ3〜5の設定になってます。
ブレーキ設定自体は、組み合わせるロッドやライン、ルアーで変わってくるので、使いやすい設定値は探してくださいね。一度決まれば、多少の風が吹く程度ではバックラッシュはしないですよ!
SV LIGT LTDの気になる点
お値段がちょっと高額
ぶっちゃけ高いですよね。税抜き51000円ですからね。
確かにマグネシウムボディやカーボンハンドルなど、コストが高い部品を採用してるので、仕方ない部分もありますが。。。
この価格ならボディ形状を少し変更して欲しかった。。。旧スティーズと同じ形状とはいえ、かなり古いですからね。。。ちょっと盛りすぎ感があります。
ブレーキダイヤルが操作しにくい
ダイワのベイトリール全般に言えるんですが、ブレーキダイヤルが操作しにくく無いですか?しかも、ちょっとおもちゃっぽい操作感だし。
邪魔にならないようにとか、いろいろ理由はあると思うんですが、もう少し改善して欲しい点です。何せ51000円という高級機種ですからね。
3/8oz辺りの重さになると途端に飛距離が落ちる
仕方のない事なんですが、3/8ozを超えてくるとスプールの径が小さいため糸の放出が間に合わずに飛距離が落ちます。中途半端に重いルアーは(3/8ozとか1/2ozぐらい)は糸を出し切るような飛距離も出せずに失速します。
まぁ、そのぐらいのルアーウェイトは狙いの使い勝手から外れているので、あまり気にする必要は無いと思います。
SV LIGHT LTDを快適に使うためのコツ
このリールを快適に使うためのコツは、先にも書きましたが「糸巻き量」です!
巻きすぎはバックラッシュを発生させやすくするので、多くてもスプールの7割までです!理想はハーフラインまで!
ハーフラインまで巻けば、1/8ozのスモラバも投げられます!
そしてラインも8〜10lbがオススメです。これより細いと強度的に不安ですし、これより太いと糸巻き量が足りなくなる場合があります。
意外と相性が良いのがPEライン。
PE1号と8〜10lbフロロリーダー6mが最近のお気に入りセッティングです。
SV LIGHT LTDの陸っぱりでの有効な使い方
一番のオススメは”パワーベイトフィネス”として使う
勝手に”パワーベイトフィネス”なる造語を使ってますが、要はベイトフィネスより重いけど、通常のベイトリールで使いにくい軽めのルアーという意味です。
やはりベイトフィネス領域のライトウェイトを扱うのは難しいので、軽くても1/8ozのスモラバぐらいからが守備範囲です。
1/8〜3/16ozのスモラバや1.8〜2.2グラムのネコリグ、5〜7グラムのジャークベイト/ラバージグ/スピナーベイト/クランクベイトetc…をショートキャストorピッチングしてテンポよく釣っていくスタイルにオススメです。
特に持ち歩くタックルを増やしたくない陸っぱりでは、軽めルアー全般が使えてトラブルが少ないSV LIGT LTDは非常に重宝しますね。
わざわざベイトフィネスタックル持ち歩かなくても良いし、ちょい重めのルアーだって問題なく投げれちゃいますからね。
ロングキャストが必要なシチュエーションでもない限り、出番は多くなると思いますよ!
使い心地
巻き心地
巻き心地は流石に上位機種だけあり、シルキーそのものです。
ダイワはシマノのようなヌメヌメの巻き心地ではなく、軽い乾いたような、フィーリングですが、おもちゃっぽい巻き心地では決してありません。
1年半、毎週使っていますが巻き心地のフィーリングに変化はありません。
キャストフィール
これは気持ち良いくらいの無抵抗感です。しかもスプールの唸り音は皆無です。さすがのシャフトレススプールですね!
パーミング性能
旧ハイエンドのボディ形状なだけあって、コンパクトで非常に握りやすいです。
ワンフィンガーやツーフィンガーなど、いろいろな握り方をしても違和感がありません。
指がレベルワインドに挟まれるようなことも皆無です。
これなら手の小さい人や女子でも安心して使えると思います。
剛性感
軽いのに、しっかりとした剛性感はあります。川バスをグイグイ巻いても、ボディの弱さを感じるようなことは、ありませんでした。
耐久性
1年半使っていますが、トラブルは全くなし。最近は一番使用頻度が高いんですが、飛距離が落ちるとか、巻き心地が悪くなるとかの症状もありません。
十分な耐久性を持っていると判断できると思いますよ!
まとめ
ライトウェイトのルアーを使いたいけど、ベイトフィネスタックルは持ちたくない人にベストマッチ!!
SV LIGTH LTDですが、持ち運ぶタックルを減らしてベイトフィネスタックルを持ち歩きたくない人には、かなりベストマッチなリールです。
この一台で、頑張ればかなり軽いウェイトのルアーから重めのルアーまで幅広く対応出来ます!!
個人的には大当たりなリールです!!
迷っている人の参考になれば幸いです!!
ではSV LIGHT LTDでEnjoy Bass Fishing Life!!