17タトゥーラSV TWの巻き心地が悪化してきたので、ギヤをグリスアップしてみた

タックル

みなさんこんにちは❗️SHIO-KENです❗️

4月から転勤する関係上、引越しで忙しくてブログ更新が滞っていました。。。

なんとか合間を見つけてブログ書きます❗️

今回は愛用のベイトリールである、17タトゥーラSV TWの巻き心地が

ゴリゴリしてきたので、ギヤをグリスアップしてみました 💡 

メンテの仕方と効果のほどを書いていきたいと思います 😳 

結論:グリスアップだけだと完全には良くならない

グリスを塗っただけだと、良くはなるけど納得できるほど改善しませんでした。

今回は本当に古いグリスをパーツクリーナーで落として

新しいグリスを塗ったぐらいで、こびり付いた汚れまでは落とさなかったんです。

恐らく、完全に汚れを落としていなかったから効果が発揮されなかったのかもしれません。

 

汚れが着いたメインギア

パーツクリーナーでも完全に汚れが落ちなかった。

詳しくはこの先に書いていきますね。

気がつかないうちに、巻き心地は劣化していく

発売されてから3年弱、ほぼ毎週使っていましたが

気がついたら、結構巻き心地がゴリゴリして重い。。。

お店の新品を巻いてみたら

「軽っっっ!」

となったので、たまにはメンテするかと思いました。

気が付きにくいけど、巻き心地は確実に劣化していきますね。

メーカーにオーバーホールを依頼した場合は高い。

で、自力でメンテするかダイワに出すか考えて色々調べていましたが

メーカーに出すと、まあまあな金額です。

手数料が3800円で、+パーツ代。

↓スポーツライフプラネッツのHPのリンク貼っておきます。

http://sportlifeplanets.com/afterservice/maintenance/repair_reel_02/index.html#ryo

消耗部品もろもろ交換したら、トータル1万円はいきそう。。。

1万円出すなら新型買うわ。

ということで、自力メンテすることになりました。

ギヤは消耗部品だけど、寿命を伸ばすためにはメンテが大事

ギヤはどうしても摩耗するから、消耗部品なのは仕方ないです。

でも、まめにグリスアップくらいしておけば寿命は伸びるはずです。

グリスも長期間性能を維持できる訳では無いですし

リールの内部は防水構造では無いので(ちゃんと水抜き穴がリールに空いてます)

雨などでグリスが流れ出して、グリス切れを起こします。

 

腐食したメインギア

3年放置のメインギア。グリス切れを起こしてたのかな?腐食してる?

なので、まめにグリスを塗るぐらいしておけば、コスパが良いリールに

高いメンテ代を払わなくて良くなりますよ❗️

僕は3年放置しちゃいましたがw

準備するモノ

準備するものとしては・・・

・パーツを置いておくパレット(パレットにウエスを敷くとベター)

・ウエス

・パーツクリーナー

・メンテナンスグリス(今回はSLPWの104を使いました)

・ドラググリス(ダイワ純正のUTD用グリスを使用)

・ドラバイバー各種

・10mmメガネレンチ

パレット

パーツを入れるパレット

パーツクリーナー

パーツクリーナー

SLPWメンテナンスグリス

SLPWのメンテナンスグリス

UTDグリス

ダイワ純正UTDグリス

リールの分解方法

では実際にバラして行きます!

基本はリールの展開図を見て、バラした部品の並びや向きを変えないで

パレットに置いていくのが、組み立てる時に迷わないコツです!

 

tatula sv tw 展開図

展開図を見ながら作業しよう。

 

tatula sv twのバラし方

バラした部品は順番に向きも変えずに置くのが、後で迷わないコツ。

①スプールを外す

コレは簡単ですね。出来ない人はいないと思いますw

パレットにはウエスを敷いておくと良いですよ。

 

②ハンドル〜ドラグナットを外す

 

プレートを留めている小さいネジを外して、プレートを取ります。

 

ハンドルナットを緩める

プレートを外したら、ナットを10mmのメガネレンチで外します。

 

ハンドルとスタードラグを外す

ハンドルとスタードラグを外していきます。バネの力で押されるので注意!

 

ドラグナットを外す

ドラグナットを外して、ハンドルベアリングまで外します。

③サイドプレートを外す

ここまで出来たら、サイドプレートを締めている3本のネジを緩めて

サイドプレートを外していきます。

 

サイドプレートの3本のビスを外します。

 

ここまで来ると、こんな感じになります。サイドプレートを外す時、写真中央のバネが落ちてくるので注意です。

④ドラグワッシャ〜メインギアを外す

いよいよ本丸を外します。

と言っても、ハマっているだけなので簡単に外れます。

 

ドラグディスク〜ラチェットまで外します。ピニオンギヤも外しておくとベターです。

パーツを洗浄する

とりあえず、ギヤ周りだけのメンテなので

メインギアとドラグワッシャをパーツクリーナーで洗浄します。

パーツクリーナーもメーカーによって洗浄力が違います。個人的にはワコーズのBC8がオススメ。だけどお値段が高いです。

 

外した状態はこんな感じ。歯の間には黒い汚れが。。。

 

パーチクリーナーで頑張りましたが、こびりついた汚れは落ちませんでした。コレは研磨剤とかで磨かないとダメかも。

 

結局、完全に汚れが落ちませんでしたが、妥協してこのまま使うことにしました。

グリスアップ

あとはグリスを塗って組み立てていきます。

まずドラグワッシャーにグリスを塗っていきます。

 

ドラグワッシャにグリスを塗る

米粒くらいの大きさを3つくらいで十分(写真はドライブギヤワッシャ)

 

こっちにも同じ要領で塗る(コレがドラグワッシャ)

 

あとはメンテナンスグリスをドライブギヤとピニオンギヤに塗ります。全体に行き渡るように、薄めに塗ります。

組み立て作業

分解とは逆の手順で組み立てて行きます。

 

ちなみにサイドプレートのハンドルシャフトを支持している部品は、ただのベアリングに見えますが、ハンドルの逆転を防ぐワンウェイクラッチです。何も考えずに注油するとハンドルが逆転して再起不能になります。この部品はメンテが効かないので、ダメになったら交換です。

 

 

コレを逆に組んでいけば良いだけなので簡単でしょ?なので組み立て手順は省略!!

で、完成!

で、完成しましたが、冒頭に書いたように

やっぱりゴリ感は残っちゃいました。

ギヤを綺麗にしなかったのが原因か、

それとも、そもそもギヤが消耗しているのかは不明です!

なので、近いうちにもう一回開けて

ギヤを綺麗にしてリベンジしたいと思います!

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