皆さんこんにちは!SHIO-KEN(しおけん)です!
ヘビキャロが快感になるロッドとリールは過去記事で紹介しましたね。
今回はロッド/リールと同じくらい大事な、ライン・リーダー・フックの紹介です。
意外と軽視されがちな3つですが、タックルを構成するとても重要な要素です。しっかり考えてチョイスすれば、必ず釣果は着いてきます。
タックルに無駄な物はありません。
目次
- ヘビキャロに使う最適なライン
オススメのラインも含めて紹介
- ヘビキャロのリーダーはメインラインから取るか?
リーダーは専用品が理想的。オススメのリーダーも合わせてご紹介
- 最終的にフックで魚が獲れるか決定される
フック選びをサボると千載一遇のチャンスをモノに出来ない。
ヘビキャロでのフックの選び方・使い分けをご紹介
ヘビキャロに使う最適なライン
ヘビキャロに使うラインですが、扱いやすさやルアーの操作性などトータルで考えると、やはりフロロカーボンに軍配が上がりますね。
最近はPEラインを使ったヘビキャロもクローズアップされてますが、バックラッシュなどのライントラブルやヘビキャロ以外への汎用性の低さを考えると、初心者の人や女子にはオススメできません。
ナイロンを使っても良いのですが、フロロより伸びがあるので重いウェイトを遠距離で操作するヘビキャロだと、キビキビ操作できません。
なのでフロロカーボンが総合的にベストだと思います。
下にロッドのパワーごとに使うラインの太さとシンカーのウェイトの一覧を載せておきます。この組み合わせが全てではないですが、まず外しはしないと思いますよ!
ミディアム | ミディアムヘビー | ヘビー | |
---|---|---|---|
ライン | 12ポンド〜 | 14ポンド〜 | 16ポンド〜 |
ウェイト | 〜3/8オンス (約10グラム) | 〜1/2オンス (約14グラム) | 〜1オンス (約28グラム) |
オススメのフロロライン
ダイワ モンスターブレイブZ
このラインは160m巻きなので単価は若干高いですが、巻き数を考えればコスパが非常に高く、かつ性能も非常に優れています!
耐摩耗性が非常に高いので、ラインが硬い石に擦られてもラインブレイクしにくいイメージです。ずっと使ってても毛羽立ってきたりしません。
フロロは結び目が弱いのですが、このラインでは結び目の弱さを感じた事がありません。
耐久性も非常に高くて、前回はいつ巻き替えたのか思い出せないくらいですw
そしてフロロの中ではしなやかな部類なので、フロロ初心者でも馴染みやすいと思います。
かなり良いラインなので、是非使ってみてほしい一品です!!
クレハ シーガーR18フロロ リミテッド
このラインはフロロの定番ですね!しなやかで非常に扱いやすいフロロカーボンラインです。
シーガーの特徴は他社のフロロラインと比較して、若干細く出来ている事です。
通常のフロロは材質自体の強度が弱く、仮に3号のラインを作ると強度的には一般的な3号の強度である12ポンドを下回ります。シーガーだけは強度を落とさずに各号数の規格を達成しています。
3号・12ポンドと表記がしてあっても、他社は3号より少し太かったりします。。。最近は号数表示せずに直径を表示してたりしますが、やっぱりサバ読んでるメーカーはあります。。。ライン業界のグレーゾーンですねw
また結束強度(結び目の強度)が高く、この点については明らかに他社より優れています。フロロは結び目が弱くなるので、結び目が強いシーガーは技術力の高さが伺えますね。
耐摩耗性や耐久性も折り紙つきで、長年フロロカーボンラインのベストセラーです!
私も以前使用していましたが、モンスターブレイブZが出てからは乗り換えちゃいました。
ですがトータルの性能はR18が優れています!特にしなやかさは特徴的なので、フロロに苦手意識のある方は、このラインがオススメです!
ヘビキャロのリーダーはメインラインから切るか?
メインラインから取っても良いが、別で専用品を持つのが理想的
以前のヘビキャロの作り方の記事で、リーダーはメインラインから切って使うと説明しました。
別に全く問題ありません!
でも、楽しくヘビキャロをやるには+αをしたいところですね!
なので、リーダーは専用品を使います!実は海釣りではPE+リーダーがスタンダードなのでリーダー用のラインが存在します。
ではリーダー用ラインのオススメ品を紹介します!
クレハ シーガー グランドマックス ショックリーダー
泣く子も黙る、シーガーの最強フロロリーダーです。
驚くべきはその強度!同じ号数だと他を圧倒する強度です。画像を良く見てください、4号で19.5ポンドですよ?普通は4号16ポンドです・・・。
しかもフロロの弱点である結束強度も最強クラス。耐摩耗性も最強クラス。とにかく全てにおいて最強クラス。
そして何より30m巻きの小さくて薄いスプールなので、持ち運びに非常に便利!!もう買うしか無いですねw
これを選んでおけば、まず間違いありません。これでラインブレイクしたら諦めましょう。
YGkよつあみ G-SOUL High Grade SHORE LEADER(ハイグレードショアリーダー) TPⅡ
よつあみのナイロンのショックリーダーです。ナイロンのリーダーを用意しているところが、よつあみらしいマニアックさですねw
で、あえてナイロンのリーダーを使う時があります。それは、4インチ未満の小さいワームを使う時です。
フロロはナイロンより比重がかなり重いので、すぐに沈んで行きます。小さいワームを太いフロロで自然に漂わせようとすると、どうしてもラインに引っ張られてフワフワ泳がないんですよね。
そこでナイロンの登場です。ナイロンは水より若干重い程度の比重なので、ゆっくり沈んでいきます。小さいワームでも比較的自然な動きをさせることが可能です。
そして伸びがあるため、小さいフックでも伸ばしてしまうリスクを低減させることが出来ます。
またナイロンはフロロより結束強度が高いので、細いリーダーを使いたい時は特にオススメです!ライトキャロなんかにも向いてますね!
ナイロンとフロロ両方のリーダーを準備しておけば、それだけ戦略を立てられるという訳です!
最終的にフックで魚が獲れるか決定される。
フック選びをサボると、千載一遇のチャンスを逃します。
最後に一番重要と言っても過言では無いフックです。せっかく魚が掛かっても適切なフックじゃないとバレる確率は大きいです。
フック選びの記事にイロイロ書いたので詳細は割愛しますが、ヘビキャロは遠投するという特性上、刺さりやすいオフセットフック一択です。
でもオフセットフックにもイロイロ種類がありますよね?
何を基準に使い分けるかというと、ズバリ「ルアーの動かし方」で決めます!
スイム主体なら掛かり重視のオフセットフックが正解
ヘビキャロをスイミング主体もしくは早い動きで使う時は、掛けることを重視したフックをチョイスします。
ある程度ルアーが速く動いていると魚がルアーを食べたあと向きを反転していくので向こう合わせの効果もあり、針先が外方向の針を使った方が口の奥に刺せる確率が高いです。
代表的なフックは、Hayabusaの「FPPオフセット」や「D・A・Sオフセット」ですね。
ゆっくりなロッドワーク主体なら刺さり重視のオフセットフックが正解
スローにロッドワークで誘う場合、魚がルアーを「パクっ!、もぐもぐ」しているので向こう合わせの効果は期待出来ません。
しかも遠距離なのでフッキングパワーも伝わりにくく、掛かり重視のフックでは刺すのに力が必要になり、フックが奥まで刺さらない可能性があります。
そのため、弱い力でも刺すことが出来るHayabusaの「TNSオフセット」やRYUGIの「The STANDARD」がベストチョイスになります!
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さあヘビキャロを作って釣りに行こう!
いかがでしたか?たった一つのリグでも、イロイロ工夫出来そうなところがあって楽しいですよね!漫然と釣りをするより、イロイロ工夫しながら釣りをすると上達が早いですよ!
ライン・フック・リダーまで来たので、次回はいよいよワームの紹介をします!
次回を記事をお楽しみに!