皆さんこんにちは!SHIO-KEN(しおけん)です‼️
今回は僕が大好きなダイワのロッドから、
スティーズ・マシンガンキャスト タイプ2のインプレをお届けします!
このロッド、巻き物だけじゃもったいない!
Contents
スティーズ・マシンガンキャストとは!


スティーズのマシンガンキャストシリーズは、並木敏成さんが監修するロッドシリーズです。
シリーズを通して、キャスタビリティ(キャストの正確性や能力)を重視したロッドとなっています。
また、メインルアーはファストムービング系のルアーを焦点にしていますが
ワームやラバージグもこなせる、バーサータイルなシリーズです。
マシンガンキャスト・タイプ2の特徴


ここで紹介するマシンガンキャストタイプ2は
スピナーベイトやバズベイトに代表される「ワイヤーベイト」を主眼に開発されてます!
また、ブランクの材質が84%のカーボンと16%が他の材料(おそらくグラス)で構成されているのも特徴です。
そのため、ワイヤーベイトに求められる「ノリの良さ」と「フッキング性能」を両立しています。
また、負荷が掛かるとパラボリックに曲がり、ロッド全体のトルクで魚とのやり取りが出来ます。
また、パワーレンジがMH(ミディアムヘビー)ですが、レギュラーテーパーなので、M(ミディアム)にプラスαのパワーレンジです。
ここがスゴイ!マシンガンキャストタイプ2!


①ハードベイトなら何でもOK!


ダイワの公式HPに「究極のワイヤーベイトスペシャル」と書いてありますが
ハードベイトなら何でも出来ちゃいます。
クランクベイト、ブレーデッドジグ、バイブレーション、ジャークベイトetc…
本来、カーボンロッドが苦手なトリプルフック系のルアーでもバラシが少ないのが特徴です。
コレは微妙に配合されているグラス素材の効果でしょうね!
②さすがのキャスタビリティ!


ロッドのテーパーがレギュラテーパーからパラボリックに変化していくので
キャストの時にルアーウェイトが非常に乗せやすく、キャストが決まります!
適度にしなやかさを残しているので、ルアーのリリースタイミングが掴みやすく
狙ったところに投げれます。
パッキパキのロッドだと、リリースタイミングがズレやすくて
明後日の方向に。。。ということがありません。
③何気にジグやテキサスもこなします。


ワイヤーベイトスペシャルと宣伝されていますが、軽めのジグやテキサスも出来ちゃいます。
感度は高弾性ロッドには敵わないけど、喰い込みの良さは特筆もの。
フッキングもちゃんと決まりますよ。
スイミングメインで使うなら、バキバキのジグロッドよりマシンガンキャストの方が釣れます。
もう少し頑張って欲しかった点!
①ガイドが古い


発売してから結構な年数が経つのでしょうがないんですが
ガイドが古いタイプなんですよね。
最近はセミマイクロガイドが当たり前だし、ハイエンドモデルなんだから
たまにはアップデートしても良いよね。。。
②フォアグリップのナットが緩めにくい!


軽量化したいのは分かるんだけど、
「ギュッ」と締めちゃうと緩めるのが大変です。
あと、形状も少しカッコ悪い気が。。。
③メイドイン「タイ王国」


安く作ってコストを落としたいのは分かるんだけど、ハイエンドクラスで「Made in Thai」ですか。。。
別にタイ製だから物が悪いとは全く思ってないけど
5万円クラスのロッドなんだから、せめて日本で作って。。。
日本で作ったからって、品質が上がる訳ではないと思うけど。印象は違うよね。
どんな人にベストマッチか?
- 3/8oz前後のハードルアーが得意なバーサタイルロッドが欲しい人
- キャスティングを重視したい人
- グラスや低弾性ロッドが苦手な人
- ロッドに感度よりノリの良さを求める人
- ハードルアーメインで、たまにワームをやりたい陸っぱりアングラー
- T・Namikiファン
- ダイワ好きな人
- スティーズ好きな人
- マシンガンキャストしたい人
- 良い道具が欲しい人
- かっこいい道具を見てニヤつきたい人
テーパーはレギュラーで投げやすい


素直なレギュラーテーパーでキャストしやすい。
ミディアムヘビーにしては、少し柔らかめのブランク。
ガイド配置


ロッド選びにこだわりがある方は、参考になると思いますので
ガイド位置をUPしておきますね。
グリップ長さ


グリップの長さって大事ですよね。
記載していないメーカーが多いので、計測しましたよ!
気持ち良く使えるルアー
スピナーベイト 3/8oz〜1/2oz


「ワイヤーベイトスペシャル」というだけあって、スピナーベイトは快適に使えます。
狙ったところに投げやすいし、ブレードの振動も良く伝わります。
ただ、1/2ozを超えてくるとキャストが厳しいです。
カタログには1ozスピナーベイトも使えると書いてありますが
一応投げられる程度です。
重たいスピナーベイトを使いたい時は、マシンガンキャスト・タイプ3の方がイイですね。
あと、ウィードが濃いエリアでもタイプ3の方がウィードを切りやすいです。
クランクベイト


クランクベイトもかなり快適です。
クランクベイトに関しては、OSPのタイニーブリッツなどの小さめから
ブリッツMAXなどの、デカくてブリブリ動くやつまで快適に使えます。
ラッキークラフトのLC1.5なんかの引き抵抗が大きいルアーも使えます。
トリプルフックのルアーでもバラシにくいですね。
ブレーデッドジグ


引き抵抗の大きなブレーデッドジグ系も守備範囲です。
フッキングも問題なく決まるし、バスのノリも良くてブレーデッドジグとの相性はGoodです。
使えるウェイトは3/8ozまで。それ以上重くなるとスタックを外しにくいので、1/2oz以上ならマシンガンキャスト・タイプ3や他のロッドが良いですよ。
ロッドバランスはどうなの?
先重りするって方が意外と居るみたいですが、SHIO-KENは感じません。
軽いです。軽量です。何がダメなの??って感じです。
先重りするの範疇に入りません。ブレイゾンの741XHとかヤバイですよ(笑)
この重量で先重りを感じるなら、手首鍛えた方が良いです。
感度はどうなの?
グラス素材が入っているのを考えれば、感度は良いと思います。
そりゃSVF-コンパイルXとかと比べたら悪いですよ(笑)
でも、グラスロッドと比較したら雲泥の差です。
普通にテキサスやラバージグで、ボトムの底質まで分かりますからね。
ちゃんと魚のアタリも感じ取れますからね。
まとめ
マシンガンキャスト・タイプ2の使い込みインプレでした。
3/8oz前後の巻物をメインにして、たまにワームも使いたい。。。
っていう欲張りな人には、なかなか良い選択肢だと思います。
使い方によっては、かなりバーサタイルロッドなので、自分なりの使い方を
見つけるのも楽しいかもですね❗️❗️
ではマシンガンキャスト・タイプ2でEnjoy Machinegun Cast ❗️❗️