みなさんこんにちは!SHIO-KENです❗️
今回は昨年2020年に発売された「20アルファスエアTW」を1年間使用したので
その使用感をインプレしてみたいと思います。
スプールレスポンスが非常に高くて、軽量ルアーがスパスパ飛びます。
現実的に手の届く価格帯のベイトフィネスリールで、ベストなのは間違い無いでしょう。
Contents
結論 1/8ozクラスでも気持ちよく使えるベイトフィネスリールの決定版!
実質ウェイト1/8oz(3.5g)から実用性あり!スピニングの領域に迫る性能!
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20アルファスエアTWですが、予想通り軽量ルアーへの対応力は非常に高いです。
タックルバランスにもよりますが、ルアーのトータルウェイトが3.5gあれば実用領域に入ってきます。
ミディアムのロッドにフロロ10lbだと、1/8ozのスモラバは何の問題もなく使えます。
ピッチングの弾道もかなり低く出来て、狙ったところにスパスパ入りますよ。
TWSの効果は確かにあって、特有の放出抵抗の少なさを感じ取ることができます。
ウルトラライトクラスのロッドとPEラインを組めば、スピニングの代替機として使うことは十分可能でしょう。
この性能が、実売価格3万円ちょいの価格で手に入るとなると他のベイトフィネスリールを選ぶ理由がなくなりますね。
価格を凌駕する性能。
このリールを表現するには、この言葉以外に思い浮かびません。
この軽量ルアーへの対応力、低弾道キャスト、軽量ボディ、TWSの放出感…
ダイワ、シマノ以外のメーカーだったらハイエンドクラスかつ高価格にして発売してもおかしくない性能です。
あのスティーズairとはスプール共通でブレーキセッティングが違うだけ。大きな違いは自重くらい。
『スティーズairは高すぎて買えないなぁ。アルファスairはどうなんだろ?』
と迷っている方!迷ったら買いですよ!絶対得します!
小径スプールとTWSの効果がすごい
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Φ28スプールとTWSの効果なのか、軽量ルアーが無重力かの如く低い弾道で飛んでいきます。
スプールのレスポンスの良さがTWSで生かされてますね。
あとベイトフィネスリールで重いルアーを使うと
スプールが回転し過ぎて飛ばないイメージがあったんですけど
このリールは1/2ozのルアーでも気持ち良く飛んじゃいます。凄いですね。
リールの説明書に使用可能なルアー重量は1/2ozと記載されているので
これ以上重いルアーはスプールやベアリングに悪影響が出そうです。
これで1/2oz以上まで使えたら。。。かなりイケてるんですけどね。
割り切った性能なので致し方なしです。
あとハイパードライブデザインだったら巻き心地も良くて100点だなぁ。
リールの使用感
スプールのレスポンスが異次元
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これまでも書いたようにスプールレスポンスは抜群。
太めのフロロを使っても軽快に軽量ルアーをキャスト出来ます。
ギア比8.6で回収も速い
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ギア比8.6でハンドル1回転75センチの巻取り量なので、ルアーの回収もかったるくありません。
軽量ルアーのキャスタビリティ
スピニングの代替をこなせるほど軽量ルアーへの対応力は高いです。
バーサタイル系のリールから持ち替えると、ルアーリリースのタイミングが狂うほどスプールのレスポンスが良いです。
自重160g!十分すぎる軽量ボディ
自重160gは十分軽いリールです。使ってて何の不満もありません。スティーズAirや他社はもっと軽いですが、そこまで必要?って感じです。
意外と巻き心地が良い
巻き心地はダイワ特有のシャカシャカ系ですが、以前からしたら少しウェットな感じ。これでハイパードライブだったらなぁ。
快適に使用できるルアー
ルアーウェイトは1/8ozクラスから快適!PEと組めばさらに軽量級も!
もう軽量ルアーなら、巻きでも打ちでも何でもOKですよ。
φ32のベイトフィネスリールでやってた釣りが、1ランク快適になります。ネコリグ、スモラバ、ノーシンカーなんかですね。
さらにPEと組めば、従来よりも軽いルアーまで踏み込めます。
リール各部の詳細
パーミング性抜群のボディ
手が小さい私でも握りやすい小型ボディです。
女性でも使いやすいと思います。
最近のダイワリールはパーミングしやすいですねぇ。
攻め攻めのφ28スプール
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ついにここまで来たかと思えるほどの小径φ28スプール!
スプール単体を持ってみると軽すぎて重さ感じません。
サイドカバー
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サイドカバーの脱着は最近のダイワリール共通のスライドボタンで開閉するタイプ。やっぱり操作が固めです。
ゼロアジャスター
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もう認知されてるから説明の必要が無いゼロアジャスター。質感が乏しい樹脂製です。
調整しやすいブレーキダイヤル
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ブレーキダイヤルは調整しやすいですね!
クリック感も適度で動かすのも固すぎず、すぐにパッと調整出来て便利です。
軽量なハンドル
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軽いベイトフィネス用のハンドルが最初から採用されています。変更する必要性は感じません。
効果抜群TWS
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TWSの放出感は一度味わうと病みつき(自分だけ?)
ドラグ
ドラグ性能は普通のベイトリールです。
なのでスピニング並みのライトラインは避けた方が無難です。
専用ベアリング
最初からマイクロボールベアリングが装着されています。
強度が弱いので、根がかりを外すときに無理に引っ張ったりするとベアリングが壊れます。
糸を手で持って引っ張るなどの工夫が必要です。
不満なところ
ここはイマイチだなぁー。と感じたとこも紹介します。
ブレーキ調整がちょいシビア
ルアー変えるたびに微調整が必要な印象。
やっぱりスプールが軽いから、ルアーの影響を受けやすいのかもしれません。ラインの巻量も影響してると思います。
スプールまわりの強度が不安
まあ分かってはいるんですが、スプールとベアリングには気を使います。
ナイロンラインをきつく巻かないとか、ルアー重量は1/2ozまでとか面倒臭いです。
ラインの巻きぐせが…
スプールが小さいので巻きグセはつきます。
ただ、対処法はあります。
・使う前にライン引き出して、真っ直ぐに引っ張りクセを取る。
・クセがつきにくいラインを使う(シーガーのフロロリミテッドハードあたりが良い)
・PEラインを使う。
PEラインとの相性は良い。というか本領発揮するにはPEライン必須かも。
本当にスピニング並みの軽量ルアーを使いたい場合はPEラインがオススメです。
というかこのリール、PEを巻いた方が使いやすいです。
フロロよりPEのほうがバックラッシュしにくい感じがします。
理由は色々考えられるけど、個人的にはPEが1番しっくり来ました。
PEだったら糸巻き量増やせるから、ある程度は遠投出来ますしね。
個人的には1.2号あたりの太さで、8本撚りのPEが使い易かったです。銘柄は、よつあみ一択ですね。1番良いです。
スピニングの領域に踏み込みたい人は買いです
ここまでイロイロ書きましたが、フィネス性能は超一級です!
従来のベイトフィネスの使い方であれば、更に快適に使えるし、スピニングの領域に踏み込むことも可能。
ダイワのブラックレーベルからスピニング並みのベイトロッドもラインナップされているので、新しい領域にチャレンジしたい人はセットで使うと新次元に到達できるかもしれないですね!