【ゾディアス264UL-2インプレ】すいません。文句ありません。100%買いです。超優等生ライトリグロッドです。

スピニングロッド

みなさんこんにちは!SHIO-KENです!久しぶりにシマノのロッドを購入しまして

久しぶりに感動したので紹介させてもらいます。

タイトルにもあるとおり、購入したロッドは今年モデルチェンジした『ゾディアス』の264ULです。

恥ずかしながら旧ゾディアスは使ったことないのですが、この価格帯のロッドには毎回驚かされますね。

日本のデフレはゾディアスによって長引きそうですw

結論 初心者もベテランも納得なライトリグ優等生ロッド。

このロッドの一番の特徴は、初心者でも女性でもベテランでもライトリグが扱いやすい事です。

とにかくテーパーが素直でキャストもビシビシ決まるし軽いから片手で楽に操作出来ます。
 
感度も申し分なし。むしろ感度は良い方では?カーボンモノコックグリップのおかげなのか??
 
クリアウォーターで見てると、赤ちゃんバスがルアーを触った時の違和感もロッドに伝わってきます。
 
あとロッドバランスも良く考えられていて、先重りしないように上手くグリップの長さを決めていると思います。
 
この辺りはダイワにも見習って欲しいポイントですね。

新ゾディアスシリーズとは?

画像:シマノ公式HPより引用
ゾディアスはシマノが展開しているハイコストパフォーマンスを売りにしているロッドシリーズ。
 
まさにバスロッドに価格破壊を巻き起こし、低価格帯のロッドに旋風を巻き起こしたシリーズです。
 
ガイドにアルコナイトリングを採用し価格を抑えるなど、実利を前面に押し出したシリーズ。
 
2020年のモデルチェンジではシマノお得意のカーボンモノコックグリップを採用。ライバルの他社メーカーを抹殺するシマノの殺気を感じますw

カーボンモノコックグリップ

ついにゾディアスにもカーボンモノコックグリップが搭載!
なんと言っても新ゾディアスの一番のポイントはカーボンモノコックグリップを採用してきたことでしょう。
 
リアグリップをカーボンで成形し、中空構造とすることで感度を向上させる技術です。
 
シマノによれば感度は30%UPだとか。
 
ただ、上位グレードのようにリールシートまで一体のフルカーボンモノコックではなく、旧世代のカーボンモノコックグリップです。
従来に比べて感度は30%UP!(画像:シマノ公式HPより引用)

ブランクスはハイパワーXでネジレ剛性UP

ブランクスをカーボンテープでX状に締め上げるハイパワーX
カーボンテープをX状に巻いてブランクスを締め上げることで、ネジレ剛性を高めることで、キャストやファイトの安定性を向上させる技術です。
 
昔からありますね。この手のものはシマノが最初にやり出したと思います。
 
ダイワはブレーディングXって言ってますね。

超持ちやすいパーフェクションシートXT

このリールシートはホントオススメ
材質にカーボン繊維を混ぜたCI4+を使った軽量なリールシートを採用しています。
 
このリールシートが超もちやすいんですよ。ホントに疲れ知らずのリールシート。感度も良くてGoodです。

ガイドはステンレスフレーム・アルコナイトリング

アルコナイトリングはちょっと重いけどコスパ良し。十分な性能。
ガイドはお決まりの、ステンレスフレームにアルコナイトリングです。この価格なら文句なし。
 
アルコナイトを広めたのもゾディアスの功績ですね。
 
 
 
しかし、この価格帯にオリジナルリールシートとカーボンモノコックグリップは反則級の装備ですね。しかもデザインもカッコいいしね!
 
来年のダイワが反撃してくれることを祈りますw

ゾディアス264UL-2のスペック

品番全長(m)継数(本)仕舞寸法(cm)自重(g)適合ルアーウェイト(g)適合ライン(ナイロン・フロロ)lbグリップ長(mm)テーパーカーボン含有率(%)
264UL-21.93299.2922~72~5203F96.5
ゾディアス264UL-2のスペック表を貼っておきます。
 
重量は92gで十分軽いですね。長さも長すぎず使っていて非常に軽快です!
 
世の中には6フィート4インチで80g台のロッドも沢山ありますが、ゾディアスはロッドバランスの良さもあるのか、使用中の軽快感は全く負けていませんね。
 
謳い文句を一応貼っておきます。
 
"キャスト精度に優れライトリグも自在に操作
ULパワーの繊細なティップで、生命感あふれるアクションをワームに与えます。
バスにストレスを与えない自然な喰わせの演出を得意とし、スレ気味なバスを攻略。"
 
繊細なティップなんですが、ティップだけ極端に繊細な訳ではなく
全体的に素直なテーパーで扱いやすい性格が特徴的ですね。

ゾディアス264UL-2の特徴

このロッドを使った時に特徴的に感じたポイントを紹介します。

ロッドバランスが非常に良くて軽快

僕はロッドを選ぶときに、かなりバランスを気にするのですがゾディアス264UL-2はバランスが抜群です。
 
変に先重りしたり、ティップが上を向いたりはしません。すごくニュートラルな使用感です。
 
そのおかげで、軽快にロッドを操作できます。繊細にルアーをアクションさせたい時も非常に使いやすいです。
 
シマノはスペックに現れない、感性の部分を大事にしますね。

キャスタビリティーが高い

このロッドはキャストが決まりやすいのもポイントです。
 
テーパーが素直でクセがないので、ルアーのウェイトを感じやすく、リリースポイントも分かりやすいです。
 
シングルハンドでも難なく振り抜けるので、キャストが楽に決まります。
オーバーヘッド、サイドハンド、ピッチングなど、どんなキャストでも扱いやすいやすいですね。
 
軽快なので女子でも安心して使えると思います。

ライバルより頭1つ抜け出た感度

カーボンモノコックグリップのおかげなのか、確かに感度は良いです。
 
これは同じ価格帯のライバルとは明らかに差を感じます。
 
他のロッドよりカーボンモノコックで増幅された振動を感じます。
 
うーむ、確かにカーボンモノコックは効果あるのかも。ブランクは高弾性じゃないし、ガイドは思いステンレス+アルコナイトだし。
 
きっと来年はエクスプライドがカーボンモノコックになって、他のメーカーを抹殺しに掛かるんでしょうね。

ゾディアス264UL-2で使えるオススメルアー

ではゾディアス264UL-2を使ってみて、使いやすかったルアーをご紹介します。
 
まぁ軽めルアー全部可能なんですけどねw

I字系

i字系のワームやプラグは得意分野!
字系って軽くて投げにくいですよね?特に今年はi字系でもより小型になって、軽くなる一方です。
 
そんな軽いi字系ルアーを投げやすいのが、264UL-2の特徴。
 
テーパーがスムーズで、2〜3gのルアーでも気持ちよくキャストできます。
 
軽いから繊細にアクションも付けやすいし、スローに巻いてる時も変にロッドがブレません。

ライトリグ全部

HPバグ。こういう虫ルアーも使いやすいです!
雑なカテゴライズで申し訳ないんですが、ライトリグ全部イケます。
 
ノーシンカー、ダウンショット、ネコリグ 、ワッキー、スプリットショットなどなど。虫系だってお手の物。
 
4インチ以下のワームで、シンカーは1/16oz前後が使いやすいです。1/8ozシンカーは、スタックした時に外すのに苦労します。
 
これよりも大きいワーム、重いシンカーを使いたい時はLパワーのロッドの方がマッチしていると思います。

マイクロプラグ

レゼルブJrぐらいのマイクロプラグもストレス無し!
5g未満の引き抵抗が小さいマイクロプラグは、キャストもしやすいし操作性も抜群!
 
I字系のハードルアーも投げやすいし、小さいジャークベイトを扱うのにもベストマッチ。
 
7gのルアーも使えますが、流石に快適とはいきません。ロッドがルアーの抵抗に負けますね。
 
素直なテーパーのおかげで使えるルアーの許容範囲がとても広いですね!

使い心地

ここでは各部の使い心地をメインにインプレしてみたいと思います。

リールシート

このパーフェクションシートXTはエルゴノミクスが良すぎて感動ものです!
 
とにかく持ちやすい!投げやすい!操作しやすい!ブランクに自然に人差し指がタッチできる!
 
言うことありません!

感度

先ほども書きましたが、カーボンモノコックグリップのおかげなのか
 
同価格帯のライバルより明らかに感度は上だと思います。
 
高弾性のロッドみたいにパリっとした、乾いたような感度ではないけど
 
カーボンモノコックが小さい振動を確実に手元に伝えてくれる感じです。
 
これでダメな人はポイズンアルティマ買ってください。

キャスト性能

キャスタビリティも特筆ものでしょう。シングルハンドでも狙ったところにビシビシ決まります。
 
ルアーのウェイトも感じやすく、素直に曲がってくれるのでキャストに自信がない女子や
 
初心者には特にオススメ。もちろんベテランの人も納得の性能です。

ロッドバランス

ロッドバランスが良くて疲れない。
バランスはかなり良い。かなり考えられて作っているんじゃないかな?先重りって何?って感じです。
 
重量自体も軽いしバランスもいいから、ずっと使ってたくなるロッドですw

これからはマルチピースのロッドの時代になる予感

最近、あえて2ピースのロッドを買っています。
 
理由は「1ピースロッドは限りなく少なくなっていく」と考えられるため、現状の2ピースの性能が気になるからです。
 
1ピースが少なくなる理由は、「輸送費の高騰」です。
 
ロッドって軽いけど長いから輸送費がメチャクチャ高いんですよね。ヤマト急便なんて、個人だとロッド送ってくれないですよ(ベビーベッドも送ってくれなかったw)。
 
飛行機も本当は1ピースロッドは預けられる基準より長いんですよね。預けられるけど。
 
メーカーにとっては輸送費が高いなんて死活問題。
 
最近のロッドでグリップジョイントが増えているのも輸送費を少しでも抑えるためでしょう。
 
2ピースというかマルチピースなら輸送費は大幅に抑えられるから、メーカーは必然的にマルチピース推しになっていくはずです。
 
最近は、ピースごとに素材や製法を変えて性能を高めるなど色々トライが始まっています。
 
シマノのポイズンアルティマは5ピースを発表しましたが、ピースごとに最適な設計をしていくのが今後の流れになっていくでしょうね。

まとめ

今回も衝撃を受けました。なんか買うたびに衝撃受けてるけど
 
最近のロッドやリールってホントに価格以上の性能持ってますね。
 
開発・生産している方々の努力がすごく感じられて感動ものです。
 
久しぶりにシマノのロッド買ったけど、ヤバイ、もう一本ゾディアス買っちゃいそうだwww
 
1万3000円でここまで幸せになれるロッドは中々ないですよ!
 
皆さんも是非お試しあれ!!バスフィッシングがさらに楽しくなること間違いなし!!

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