【インプレ・20ヴァンフォード】実釣性能・コスパ文句なし。でもね・・・。

スピニングリール
みなさんこんにちは!SHIO-KENです!!
 
久しぶりに釣具を予約してGETしちゃいました。
 
シマノの20年秋モデル「ヴァンフォード2500S」です!
 
ゾディアス264ULの相方を考えてた時に発表されて、広告にもゾディアスとペアにされててお値段もお手頃と来たら即決です!
 
では実際に使用感をインプレしてみたいと思います。
 
先に言っちゃうと、買って幸せになれます。見た目の質感以外は。。。

結論 巻き心地・操作性・軽量感など性能面では文句なし。でも所有欲はイマイチ満たされない。

ヴァンフォード初バスはベビーでした。
いつも通り結論からです。
 
ズバリ性能面では全く問題ありません。
 
巻き心地、レスポンス、軽量感、操作性など、みなさんが期待する通りの性能を持っています。
 
実売24000円でこの性能のリール買えちゃうんですね。。。恐ろしや。
 
でも、僕がヴァンフォードの広告を見た時に感じた高揚感は、開封してからは得られなかったのが本音です。
 
なぜかって??
 
なんだか、イマイチカッコよくないんですよ。ぱっと見はカッコよく見えるんだけど
 
細部を見ると・・・あれ・・・??
 
っていうところが多くて、ちょっとガッカリ。。。広告は良くできてるわw
 
まぁ超個人的な感想なので、感じ方は人それぞれです!!
 
少しネガティブなイメージを書いてしまいましたが、はっきり言って些細なことです。
 
ヴァンフォードは、現代のスピニングリールに求められる性能を高次元でバランスさせているリールです。
 
気になって迷っている人!迷わずにGO!しちゃっても必ず幸せになれます!

ヴァンフォードの細部紹介

ロングストロークスプール

ロングストロークスプールで飛距離UPを達成。見た目はちょっと変。

スプールのストロークを長くして、キャスト時のライン放出抵抗を減らし(ストロークが短いと何回もラインがスプールを往復するから放出抵抗になる)飛距離を伸ばしてくれるロングストロークスプールを搭載。

飛距離は4%UPらしいですぞ。軽い力で飛ぶからキャスタビリティUPに貢献です。

実際の使用感では、確かに少し飛んでる気がするレベルですw

マグナムライトローター

ヴァンキッシュと同じMGLローター。左右非対称で軽量。

従来品より最大約14%の慣性低減に成功しているマグナムライトローターを搭載。

左右非対称のローター構造で、ベールリターン機構を取り付けカム側に備えているのが特徴。

ベールはチタン が採用されていて、涙ぐましい軽量化のあとが見られます。

ちなみにヴァンキッシュと同じローターだそうです。

巻き始めも軽いし、巻くのを止めるとピタッとハンドルが止まるので

慣性力は確かに低いようです。

マイクロモジュールギアⅡ

滑らかな巻き心地のマイクロモジュールギア。ハガネギアとも相まって、強度も両立。

シマノの御家芸であるマイクロモジュールギアⅡを搭載してきました。

ギアの歯一つ一つの歯面形状を見直して、滑らかな巻き心地と静粛性を実現しているそうです。

しかし、歯一つ一つが小さすぎて、もげそうで怖いですよねw

巻き心地はこの価格帯ではトップクラスではないでしょうか?

さすがシマノって感じ。あとは耐久性が気になるところです。

一年くらい使ったらインプレしますかw

サイレントドライブ

駆動系のガタや隙間を排除したサイレントドライブ。静かな回転性能を発揮。

駆動系周辺部品のガタや隙間、揺れを徹底的に排除して

滑らかな巻き心地と静粛性を作り出しているそう。

確かに巻き心地は滑らかだし、変な音はしないですね。

でもダイワのバリスティックFWも滑らかだし音も静かだから、

どこまでサイレントドライブの恩恵があるのかは??です。体感しにくい部分ですね。

各部の使い心地

巻き心地

巻き心地は流石シマノ。期待を裏切りません。写真ピンボケですいません(汗)。

巻き心地は滑らかそのものですよ!ここは流石シマノ。誰の期待も裏切らないでしょう。でも上位機種と比較すると、さすがに一歩譲る感じなのは止む無し。

でもこの価格帯で、ここまでの巻き心地は拍手レベルです!

巻きの質感は ヌメヌメ系じゃなく割と軽いスルスル系。ストラディックとは違いますね。ローターの重量とかも効いてそう。

ハンドルの動き出しと停止も自由自在でコントロールしやすい!

これスピニングには重要ですよね!十分合格レベルです!

 

ベール

チタン 一体構造のベール。
ベールの開く角度が大きいので、フェザリングしやすく、ベール戻りも起きにくい。

チタン の冷間鍛造で出来たワンピースベール。ラインローラーまで継ぎ目が無いんですよね。

シマノの拘りが感じられます。ただ、ベールの操作荷重がダイワより重いから

もう少しベールの操作荷重下げてくれないかな。。。

ダイワに慣れるとベールの細さが華奢に見える。。。個人の好みですw

ハンドル

ハンドルノブは大きめ。アメリカ人に合わせたのかな?

ねじ込み式ハンドル。アルミハンドルかな?剛性は全く問題なし。さすが世界戦略機種。

ハンドルノブはデカイです。この辺はアメリカ人のデッカイ手に合わせたんでしょうね。

グローバル機種だし、メインのマーケットはアメリカだから日本人仕様にはならなかったようです。

個人的にはライトリグやるにはちょっと大きい。スピニングでハードベイト投げたり海で使う分には問題無いかな。

ドラグノブ

つまみやすく操作しやすいドラグノブ

最近主流の大きめのドラグノブを採用していてつまみやすいです。

調節も軽く出来て、適度な節度感があっていい感じ。

ドラグ性能

すいません!最近ドラグがいらない小バス君ばかり釣っているので、分かりません!w

ドラグがグイグイ出る大物を釣ったら更新します!

トラブルレス性能

買ってから1ヶ月ちょい、週一ペースで使ってますがライントラブルは皆無と言っていいレベル。ちなみにラインは3.5ポンドのフロロです。

メインはライトリグに使っていて、ラインテンションも掛かりにくい中、このトラブルレスはありがたい!!釣りに集中出来ます!

フェザリング(サミング)性能

フェザリングはやりやすいです。

ベールの角度が大きく開くので、邪魔にならずにスムーズにスプールリングに触れます。

ちなみに、僕は指は短い方です。

ただ、ロングストロークになった影響でスプールが一番遠い位置の時は

若干だけど指が届きにくい気がします。。。

女子だったら、2000番台の方が良いかもしれません。

唯一気に入らないのは、実物の見た目の質感。

ボディの下面。ボディの合わせもイマイチ。塗装も微妙。

最初にも書きましたが、見た目の質感は今一つです。

細部の形状しかり、塗装しかり。なんか大雑把なんですよね。

道具として使う分には問題ないどころか素晴らしい性能だけど

定価が30000円のリールなんだから、趣味の道具としてもう少し細部に拘ってほしかったのが正直なところ。

まぁアメリカがメインマーケットだからアメリカ人の好みに合わせると、こうなった的な感じなのかな?

「細かいところは気にしないぜ」的なアメリカンオーラを感じる作り込み。

広告ではゾディアスと組み合わせてるけど、ゾディアスのリールナットのレッドアルマイトとヴァンフォードのレッドアルマイトの色が違うのよね。。。これは実物を組み合わせないと分からん。。。作ってる国が違うから同じ色にはならなかったんでしょうね。。。残念!

でも、性能は折り紙付きだから見た目の質感とか気にならない人には、かなり良いチョイスになると思います!

このレッドアルマイトがゾディアスと色が揃ってない。。。

まとめ

えー、いろいろ書きましたが買って満足しておりますw

個人的な印象は

性能・価格=◎◎◎

見た目=△

って感じでしたw。見た目は個人の好みが別れるところなので、あくまで僕の場合ですよ!

リールの基本性能としては文句のつけようが無いし、低価格帯から中価格帯へステップアップしたい人にもオススメできる良いリールです。ヴァンフォードを買えば、かなりのレベルになるまで満足して使えると思いますよ!

11月にはコンパクトでより軽量なC2500SHGも発売されるので、バスフィッシングにはこちらの方が需要がありそうですね!

こちらの記事もどうぞ!