皆さんこんにちは!SHIO-KEN(しおけん)です!
ヘビーキャロライナリグ、略してヘビキャロ。知らない人や聞いたことはあるけど使ったことが無い人も多いかもしれませんね。
もし使った事がなかったらもったいない!これほど汎用性が高いリグは他にはありませんよ!
使い方次第でサーチベイトにも食わせの一手にもなる万能性を備えているんです!
ヘビキャロは現代のバスフィッシングシーンで1番可能性のあるリグです。
Contents
1.ヘビーキャロライナリグとは?
ヘビーキャロライナリグ。略してヘビキャロ。読んで字のごとくアメリカのキャロライナ州生まれのリグです。
ヘビーと言うからにはライトもあり、使うウェイト(錘)の重さで呼び方が変わるんですが、明確に線引きはされてません。
イメージとしてはベイトタックルで投げる重さがヘビキャロ、スピニングで投げる軽めのものがライトキャロと言ったとこですね。
アメリカでは主にディープ(深場)を効率的に探るリグとして定着しています。
2.ヘビキャロの利点
ヘビキャロの利点ですが、まずは遠投が聞くこと!陸っぱりの味方ですね!遠投が聞くので、広い範囲を効率的に探れます。
構造上、ラインを張っていてもリーダーはノーシンカー状態なのでナチュラルに誘うことができます。重めのウェイトで遠投して3インチワームで食わせるなんて芸当も可能なんですね!
リーダーの長さでワームのアクションを調節できるのも魅力です。
リーダーを短くすればロッドの動きに機敏に反応してワームがキビキビ動きます。
リーダーを長くするとロッドの動きに緩慢に反応するので、よりノーシンカーに近い状態でより自然な動きで誘うことができます。
あとは、重いウェイトを使うのでボトム(底)の状態を感じ取りやすく、初心者の人や女子でも集中力が持続すると思います。
3.ヘビーキャロライナリグの作り方
ヘビキャロは作るのがちょっと面倒ですが、慣れればそんなに時間はかかりません。
使う材料
- ウェイト 3/8oz(10g)〜1oz(28g)
- ビーズ
- スイベル(ヨレ止め)
- リーダー(40cm〜80cm)
- フック
- ワーム
①リーダーに使うラインをリールから引き出す
リールからリーダーに使うラインを引き出します。スイベルとフックを結ぶので、少し長めにラインを引き出しましょう。
こだわりがあれば、リーダー用に別のラインを準備してもOKですよ!
②リーダーとフックを結ぶ
リーダーの先にフックを結びます。フックとリーダーはユニノットで結びます。
③リーダーとスイベルを結ぶ
リーダーをスイベル(ヨレ防止のちっちゃいやつ)に結びます。結ぶノットはパロマーノットです。
釣り具店によっては海釣りのコーナーにあったりします。バスフィッシングのコーナーに無かったら店員さんに聞いてみましょう。
④メインラインにウェイトとビーズを通す
メインライン(リールから出てるラインですね)にウェイトとビーズを通します。ビーズはリーダーとスイベルとの結び目の保護です。使わない人もいると思います。
使うウェイトはウェイトの中をラインが通るタイプです。ライン保護のためにウェイトに保護チューブが入っているものがオススメ。
できればウェイトの材質はタングステンが良いです(鉛だと環境に悪いので、ウェイト類は全てタングステンを使って欲しい。。。)
ラインの太さですが、メイン/リーダー共に最初は16ポンドくらいの太めをオススメします。
重いウェイトを投げるので、ある程度強いラインの方がキャスト切れ(投げる時に結び目が切れちゃう)を防げますよ!
ラインの材質ですが、理想はフロロカーボンです。でも使いにくかったらナイロンラインでもOKですよ!
⑤メインラインとスイベルを結んで完成!
メインラインとスイベルをパロマーノットで結ベば、めでたく完成です!
僕はヘビキャロの作る際に、あえてノットの種類を使い分けています。
理由は根掛かりした時になるべくゴミを水中に残したくないからです。
フックを結ぶ時だけユニノットを使って、他はパロマーノットを使います。
結び目の強度がユニノットよりパロマーノットの方が強いので、切れる時はユニノットのフック部分から切れてくれるんです。
もし全部パロマーノットで結んでいたらどこで切れるか分からないので、最悪ウェイトもスイベルもリーダーもワームも水中に残ったままになります。
だから、あえて弱い部分を作ってあげるんですね!
いかがでしたか?ヘビキャロは最初は作りにくいかもしれませんが、コツを掴めば簡単ですよ!
ヘビキャロの詳しい使い方は別記事にUPします!
ではヘビキャロを使ってEnjoy Bass Fishing Life!!